猟犬の了見

スポーツ中心に雑記の予定

すごいことです。

こんばんは。

結果的には負けました。錦織選手。

対戦成績からしても、当然不利じゃん当たり前だったんじゃないのドンマイ

ではないんです。

4年前の全米同じシチュで負けているから警戒してくれるわけではない
と思いたいですが

錦織選手に対する期待値は、ここまでに敗れているたくさんの有名選手達の中でも

相当低いものだったと感じています。

直接とは限りませんが
ナダルの山にいたティエムやアンダーソン、カチャノフなどは仕方ありません

しかし、フェデラーがミルマンに負ける

チリッチ、シュワルツマン、コールシュライバー、が錦織に負け

ゴファン、イズナー、チョリッチ、ラオニッチ、ズベレフ弟、ガスケ、アンダーソン、シャポバロフ

そうそうたる面々が既に散っている中

ナダルとデルポトロの山の反対の山では


錦織とジョコビッチしか残っていなかったわけです。


これまでも決して良いドロー、試合そのものも良い内容ではありませんでした。


その中でチリッチも撃破してSFに上がってきたこの実力は、確かなものを感じます。


そして、準決勝

ジョコビッチに死角はそうありませんでした。

サーブ前のタイムもギリギリまで使い切る


しっかりスピードを乗せた
主導権を握るための
振るショットセレクションから

的確なネットダッシュとボレー、
無理をしすぎないラリーから

勝負どころでプレッシャーをかけるボディ

1stサーブは必ず攻めたところ

ダウンザラインでアウトを打たない
というよりアンフォースドが少ない
取ってくれたらすごいと思う場面でしっかり取ってくる
その尋常ではないスライドとフォロー、リカバリーとその組み立て、そしてミスさせ方

勝てる要素は少ないのです。

錦織の1stで崩し、アングルショットか
逆を突く間を作ったギリショット

大胆なループスピンショットで位置を下げさせてから
どちらからでもドロップ
そしてスプリント&ロブを出来るだけしないリストの駆け引き

強烈なトップスピンで相手を現在地から反対へ動かし、スライドや緩めの返しになったところを
アプローチしつつもう一度同じ場所へショット

突然のバックハンドダウンザラインリターン
パトリオットリターン

ジャックナイフストレートからスマッシュ

オンザライン連発


こういった要素を
2ndサーブ関係なく行えるのならば
誰にでも勝負ができるのでしょう。
個人的にフェレールの全盛期を知りたかった。



湿度も高かったようですし
これまでの高い気温での試合なども影響していることでしょう


簡単な試合ではなかったということが
試合後のインタビューで

言葉が思いつかなくなってきた、といった趣旨の発言をしていてわかりました。


ただ、そういった過酷な試合を行うために

だいたい毎週末しっかり試合に参加し、
よい成績を残し

そうすると休みはほぼ無くなり

また次の試合に参加し………………



そうしてやっと20台のシードに乗って全米オープンに参加できているのだと思うと


おつかれさまでした。
としかいえません。


ナオミ、頼みます。

セリーナってとこも最高の舞台でしかないですね。


訪問ありがとうございます。
素敵な日々でありますよう.