カット、レシーブ、レセプション、ディグ、トス、パス
こんばんは。
少し真面目に言葉について考えておきたいと思います。
バレーボール初心者がつまずきやすい、または 受け入れる側も面食らいやすいのが
何を指してるのかはっきりしているようで、同意義なバレーボール用語が飛び交っている
というところです。
タイトルに載せている単語を しっかり扱えますか?
私には無理です。
なぜなら、慣習、ならわしとして使ってきている単語で説明したほうが 手っ取り早い、と感じてしまい つい混ぜながら使ってしまうからです。
さて、このタイトルに出した単語達は 多大なる先輩方の考え方に基づき、自分なりに納得できているので、分けてみます。
カット、これは技術ですね。 サーブカット、とよく一緒くたにされます。
確かに技術として、「切る」ようにサーブを受けるというので合っているとは言えますが
全体として適用はできませんね。
レシーブ、レセプションに関しては 確かに(なんか新しい英語使ってぶってんのかなあ) と感じることもありましたが 、 受けるという動詞
と
そこから派生した名詞
だったら、使うとより良いものは決まってきますよね。
受ける、しろ!ってのはまあおかしいわけで、ただそれだけのことです。 ただ、なかなか周知は出来ないものです。
ディグに関してもそうですね。dig、掘る という意味がある、ということよりも
強打レシーブ、スパイクレシーブと
単語一つで表現できていなかったところを、表現してくれたところが大きかったです。
軟打、と強打、だけじゃないんです。 アタック=味方、相手からの返球 というものは十人十色なのです。
トス、とパス について
トスについてはイメージが先行し過ぎているので半ば諦めていますが
どうして
「テニス」という偉大なスポーツがありながら
トスは放り投げるだけの動作
だというイメージがついていかなかったのか、それだけが残念です。
セッターはセットをする場所なんです。レベルの異常に高いことを平然とやってのけているのに
どうしてそれをトスだなんて言えるのか、論点はズレますが。
最後に( パス )
を入れたのは、ラリーの途中のチャンスボールだけでなく
レセプション、ディグなども
何のために行うか、ということを頭に入れたいからです。
対人「パス」 というくらいなので
わかるよ、と思われるでしょうが、実際Vリーグ選手がお遊びでやるようなレベルでさえも
相手にしっかりやりやすいように返す
んですね。
1本目のプレー、それは攻撃の起点となるパスになるんです。
これがサッカーであれば
みんな英雄ですね。