ずらす技術
こんばんは。
なぜアンダーハンドレシーブのときに
腕を反対方向、または順方向にずらすのか。
オーバーハンドパスのときに
セッターの現在地から少しセッターの1.2歩前にずらすのか。
スパイクの助走位置を半径数メートル内でずらしていくのか。
腕の振り上げをずらしていくのか。
ヒットポイントの位置をずらすのか。
当てるタイミングをずらすのか。
ブロックの飛ぶタイミングをずらすのか。
ずらす、ということは
決して
互い違いにする、
ということではないのです。
で
余裕、スペースを生むという
ことです。
もちろん程度の問題はあります。
真っ正面でレシーブをしない
ずらし、には
不規則変化を見るための、視線の余裕を持たせる意味がありますが
力のあるスパイクサーブや、カーブのかかったサーブ、不規則変化によって体制の変化を素早く変えなければなりません。
スパイクにも、ずらす技術がなぜ有効かといえば、
ジャンプしてブロック有効面をつくれる時間は0.3秒もありません。
特に、スタート時や着地に向かう時は
当たっても有効なブロックにならない。
吸い込み、弾かれて失点に繋がりやすくなります。
そういったタイミングを狙うのは至難の技です。
だからこそ、低くても早いトスで…
となってしまうのでしょうね。
ただ、体感としては
落下が垂直方向に大きいトスを打つ時に、
助走とフォームの使い方によって
ボールスピードの調節
コースと高さと入射角
降り際、上がり際
無用なジャンプ高を利用
して
ブロック利用して得点を重ねるスパイカーが
うまいなあと
つくづく感心します。
ブロックが上手くなればなるほど、うまいスパイカーがあぶり出されますね。
自分はまだうまいブロッカーと戦えてないと思うので、正直まだわかりません。
基本ができているからこそ、みていられる応用の部分なのでしょう。